分離発注で建てる家づくりに対応しました|設計事務所として整えた新しい体制
近年、建築資材の価格高騰や住宅業界の構造変化により、
「家づくりの進め方そのもの」を見直す必要性を感じていました。
そうした背景を受け、当設計事務所ではこのたび、
分離発注による家づくりを安心して進めていただける体制を整えました。
この記事では、分離発注とは何か、なぜ対応体制を整えたのか、そして設計事務所としてどのように家づくりを支えるのかをご紹介します。
分離発注とは?一般的な一括請負との違い
一般的な住宅建築では、工務店やハウスメーカーがすべての工事をまとめて請け負う「一括請負方式」が主流です。
一方、分離発注とは、建築工事・給排水設備工事・電気工事・その他付帯設備工事などを、職種ごとに専門業者とお施主さまが個別に契約する方法です。
- 一括請負:工務店が全体を管理・契約
- 分離発注:施主と設計者が全体をコントロール
分離発注は、コストや工事内容の透明性が高い一方で、
調整や管理が難しいという側面もあります。
私たちが分離発注に対応する体制を整えた理由
設計事務所として家づくりに関わる中で、私たちは常に
「設計の意図が正しく現場に伝わり、適正な価格で良い建物がつくられること」
を大切にしてきました。
分離発注は、
- 工事費の内訳が明確になる
- 中間マージンが見えやすくなる
- 設計意図が直接職人に伝わる
といった点で、設計事務所の役割をより発揮しやすい仕組みです。
そこで私たちは、「分離発注は難しい」というイメージを払拭し、
施主の負担を最小限に抑えながら分離発注を実現する体制を整えました。
分離発注でも安心して家づくりができる体制
① 信頼できる専門業者ネットワーク
地元での施工実績があり、これまでの現場でも協働してきた
建築・給排水・電気などの専門業者と連携しています。
価格だけでなく、仕事の丁寧さや設計理解力を重視した体制です。
② 見積内容の整理とコスト管理
分離発注では、複数の見積が並ぶため内容が分かりにくくなりがちです。
当事務所では、
- 見積内容の整理・比較
- 工程の管理
- 仕様変更時の金額影響の可視化
- 判断しやすい形でのご提案
を行い、納得感のあるコスト管理をサポートします。
③ 工程管理・工事監理の強化
各業者がスムーズに工事を進められるよう、工程の調整や取り合い確認を行います。
設計監理として現場に立ち会い、図面通りに施工されているか、
設計意図が正しく反映されているかを細かく確認します。
④ 施主の負担を最小限に
「分離発注=すべて施主が段取りする」というわけではありません。
契約や工事調整についても設計事務所が伴走し、
施主は検討と判断および選択に集中できる家づくりを目指しています。
分離発注が向いている方・注意が必要な方
分離発注が向いている方
- 建築費の内訳を理解したい方
- 設計の自由度を重視したい方
- 納得感を大切に家づくりを進めたい方
注意が必要なケース
すべてを完全に任せたい方や、工期最優先の場合は、
別の進め方をご提案することもあります。
家づくりに合った方法を一緒に検討することが大切だと考えています。
設計事務所としての責任と姿勢
分離発注は、単にコストを下げるための手法ではありません。
設計事務所がより深く家づくりに関わり、
品質・コスト・設計意図に責任を持つための選択肢の一つです。
私たちは、どのような発注方式であっても、
設計と監理の責任を全うする姿勢は変わりません。
分離発注で建てた家の完成見学会を開催します

2026年3月ごろ、岐阜市にて
分離発注方式で建てた平屋の完成見学会を開催します。
事前予約を承りますので、お気軽にお声かけください。
分離発注の家づくりについてご相談ください
分離発注が向いているかどうか、
一括請負との違い、進め方のご不安など、まずはお気軽にご相談ください。
建築設計事務所の立場から、岐阜、愛知での最適な家づくりの方法をご提案します。