SPACE WIDE STUDIO

SPACE WIDE STUDIO

2014.6.24 __日常に関する考察と展望

住宅ローン(新築編)

最近ずっと頭にひっかかっている「住宅ローン」について、

少し書きたいと思います。

 

皆さんが家を建てようとするとき、

大抵の人が避けて通ることのできないのが「住宅ローン」。

 

先祖代々から受け継いだ土地があればまだしも、

土地も含めて融資を受けるとなると、借入も相当な額になります。

 

家を建てるために受けられる融資金額には上限があり、

それは融資を受ける人の年齢や職業にも大きく関わります。

 

限りのある融資額の中で、土地価格のウェイトが大きければ大きいほど、

建物にかけられるお金は当然少なくなります。

 

「融資額の合計で見れば大金だが、建築費用だけで見ればそれほど潤沢な資金とはいえない。」

という現象です。

 

土地の価格は、立地がよければ良いほど高く、

評価額が高ければ高いほど担保価値があるので、

金融機関の融資額も多くなります。

同時に固定資産税も高くなります。

 

逆に、辺鄙なところほど土地の価格は安いですが、

評価も低いため担保価値がつけられず、融資額も少なくなります。

しかし、固定資産税は安く済みます。

 

借入金額が多く、土地の立地がいくら良くても、建築費用不足に苦しむ結果となり、

少しでも安い土地を捜し求めた結果、住宅建設は郊外化していくというわけです。

 

一方、銀行などの融資する側からしてみれば、

住宅ローン以外の一般向けの金融商品はクレジットカード、保険、マイカーローン程度しかありません。

日常的に金利競争や、借り換え合戦に明け暮れているとも言えます。

 

僕も人のことは言えませんが、

世の中で晩婚化が進む中、住宅を取得する年齢もやや高めな傾向にある現在、

あとどのくらい会社に勤めて、何年かけて返済するのか、

ボーナスの繰上げ返済は本当に出来るのか、

適正な建設予算はいくらなのか、

正解のない答えを探さなければいけません。

 

家のデザイン、設計パートナー探しも大事ですが、

お金についてしっかり考え、相談できる人を見つけるのがベストです。

スペースワイドスタジオでは、ライフプランナーを交えて相談が出来る体制を整えました。

 

家造りというものは夢がふくらむばかりですが、その後も延々と続くローンの返済もイメージして、

返済をするモチベーションを持ち続けられる家が理想だと考えます。

人気ブログランキングへ
FC2 ブログランキングをチェック
にほんブログ村 一戸建住宅(業者)